住宅ローンの「変動金利」と「固定金利」どちらを選べばいいのか?ポイント解説!

  • 準備編

皆さんが不動産購入時に頭を悩ますのが、住宅ローンをどう選ぶかではないでしょうか?
住宅ローンには大きく分けて「変動金利」と「固定金利」があります。それぞれメリット・デメリットがありますので、きちんと把握した上で選んでいきましょう。
最長で35年。住宅ローン商品によっては親子リレーローンで50年というものも出てきているので、
しっかりとライフプランに合わせて選ぶために、必要なポイントを解説いたします。

【変動金利】

「変動金利」は、言葉の通り変動がある金利になります。
毎月の返済額は5年間変わらず、金利の見直しは半年毎に行われます。

つまり、金利が上昇すると毎月の返済額の利息分が増え、元金の減りが少なくなります。
上昇が続くと期間内に返済が間に合わなくなるので、5年毎に毎月の返済金額が上がる事になります。

2019年8月現在0.3%~0.7%程と低水準になっているので、月々の返済や元金の返済スピードが上がることから「変動金利」を選ぶ方が多くなってきていますが、
この金利を基準に資金計画を立てた時に、今後返済ができなくなるというリスクがあります。
どれくらいまで金利が上昇しても返済できるか、低金利の間になるべく貯蓄を行い、
上昇したタイミングで繰り上げ返済を行えるかなどを計画に織り込む必要があります。

「変動金利」は、各銀行の方針によって自由に金利の上げ下げができます。
現状は採算が取れるか取れないかというギリギリの水準まで低金利になっているので、
金利が上がることはあっても、これ以上下がらない可能性の方が高いという考えでいた方が無難ですね。

金利の上昇率は125%ルールと言って、いきなり大幅に上昇しない規制はありますが、
それでも徐々に上昇を繰り返していくと、当初の返済より毎月の負担が重くなることは間違いありません。
歴史的に見ると、1990年のバブルの頃に8.25%まで上がっています。
「変動金利」を選ぶ際は、余裕を持った資金計画での住宅ローン組みがオススメです。

【固定金利】

「期間限定の固定金利」と「35年の固定金利」がありますが、ここでは「35年の固定金利」についてお話します。
「固定金利」のメリットは、最初の金利から返済が終わるまでの金利が変わらないというところです。
金利の変動によって当初立てた資金計画を見直す必要がないので、安心した資金計画を立てることができます。

低金利の時は「固定金利」で、高金利の時は「変動金利」で、といいます。
歴史的にみる低金利の今は、「固定金利」で組むのが定石と言えるでしょう。
それでも、『変動金の低さに魅力がある…』という方は、
「変動金利」と「固定金利」の金利差は、ある種の保険として考えて選択すると良いかと思います。

また、「固定金利」は10年物の長期国債に連動して決定され、長期金利は毎月1日の各銀行より発表されています。
「固定金利」を検討する際の参考にしていただくと良いかと思います。

【まとめ】

・35年かけてしっかりと返済をしていこうと考える場合は、「固定金利」を!
・資金的な余裕があり、早めに返済してしまおうと考える場合は、「変動金利」を選んでもよいかもしれません。

いずれにせよ、大きな金額が動く住宅ローン。
それぞれのライフプランに合わせて最適な返済方法を選んでいきましょう。

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この記事を書いた人

宅地建物取引士・FP2級技能士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー竹輪 耕一

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